身近な存在のエゾフクロウ

エゾフクロウというフクロウが北海道に生息をしていることを知っていますか?
このエゾフクロウというフクロウは、人間のそばで子育てをするので、道内ではとても身近に姿を見ることができます。

エゾフクロウの基本情報

エゾフクロウは、フクロウ目フクロウ科フクロウ属の大型の鳥で全長は50センチから60センチほどです。
翼を広げると、100センチ以上になるものもいます。体重はメスで950グラムほど、オスで1300グラムほどになります。
近くで見ると、迫力がありそうな大きさですよね。特徴は、白に茶色の筋状の模様が入っている羽と、薄茶色のハート型に縁どられているようにも見える顔で、とってもかわいいです。
北海道に生息し、渡り鳥ではないので、年間を通して見ることができます。2018年には、札幌の公園でも姿を見られています。寿命は約20年でフクロウの中では平均的な寿命です。
ちなみに小型のフクロウ“コキンメンフクロウ”や“アナホリフクロウ”の寿命は、10年から15年と言われています。人間と比べると、短いと感じてしまいますよね。
食性は肉食で、狩りの方法は木の上で獲物を待ち伏せして狙います。音もなく飛び、獲物に飛び掛かることから“森の忍者”なんて呼ばれることもあるそうです。

北海道のエゾフクロウ

先ほども書いたように、エゾフクロウは道内の公園などでも、見られるので、北海道新聞の記事になることも多く、地域の人々にとってとても身近な存在です。
せっかくなので、新聞に載ったエゾフクロウの記事を1つ紹介したいと思います。
『留萌管内の山林でエゾフクロウが子育てしている。ヒナ鳥はすくすく成長して巣立ち、今月中旬には羽ばたきなどを練習。親鳥とみられる成鳥が、その姿を少し離れた木の上から優しく見守っていた。』
これは、2021年6月26日の北海道新聞の一部なのですが、ヒナ鳥を優しく見守る親鳥と書かれていますよね。
ヒナ鳥を見守る親鳥、それを見守る道内の方々・・。という感じが、とっても心温まるなと感じました。こんな風にみんなに愛されているフクロウなので、ここ最近では、ペットとして飼う人も増えてきています。

ペットとして飼うフクロウ

フクロウを飼うときに資格や許可は必要ありません。しかし、野生のフクロウを飼うことはできません。
飼うとすると、国内でブリーディングされたフクロウや海外から正規輸入されたフクロウ、それらを繁殖させたフクロウになります。
小型・中型・大型、どの大きさでも種類によっては飼うことができますが、中型の種類のフクロウが比較的扱いやすいと言われています。
中型種の寿命は、15年から20年程度と言われていて、メジャーなフクロウで言うと“メンフクロウ”が中型種にあたります。
値段が、10万円から20万円程度で買えるので、フクロウの中では安く、手に入りやすいです。
大型種の中でも“ベンガルワシミミズク”やハリーポッターで有名になった“シロフクロウ”なども飼育ができます。

フクロウに会える場所

ペットで飼うのは難しそうだけど、フクロウを見たいなと思う方は、やっぱり動物園に行くのがいいですね。
夜行性なので飛んでいる姿を動物園で見ることはとても難しいと思いますが、目をぱちくりさせたり、首を動かしている姿なら十分見られると思います。
また、触りたい方は、フクロウカフェに行くと腕に乗せたり、頭を撫でたりができます。お店によっては、エサやり体験やフライト体験などしているお店もあるそうです。
フクロウが好きなら1回は行ってみたいですよね。
日本各地に野生のフクロウはいるので、観察場所や時期を考慮すれば野生のフクロウに会うこともできなくはありません。
関東地方だと、ネズミを主食とする“トラフズク”は河川敷の常緑樹など、狩場が近くトラフズクが身を隠せる木々があるところを探すといるかもしれません。
人通りの多い場所でも見られるので会える可能性は比較的高いと言われています。

フクロウが好きな人は増えていく?

フクロウは昔から縁起が良い鳥だと言われていました。それは語呂合わせ的な意味で“福が来る”だったり、不苦労で“苦労がない”と言われたり・・。
しかも全国各地にいるのに、北海道以外でとなかなか会えることができないので、より会いたいと思い、会えた時の感動はよりいっそう大きくなりますよね。
そういったことからも、フクロウが好きな人はこれからもどんどん増えていくのではないかなと感じました。

野生動物との関わり方

エゾフクロウの基本情報から、他のフクロウも簡単に紹介してきましたが、エゾフクロウのように人間の近くで子育てをしている動物は少なくありません。
どの動物もとてもかわいいですが、野生の動物であることに変わりはありません。
かわいいという気持ちだけで、人間が不用意に手を貸したり、出したりしては絶対にいけません。
北海道のエゾフクロウを見守っている方たちのように、いい距離感で野生の動物達と関わりをもつことが大切なのかなと感じました。

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