肉じゃがを作るときに使うじゃがいもはどんな種類がいいの?そもそもばれいしょって何?

料理

肉じゃがで使うじゃがいもはズバリ好みのものでOK!

じゃがいもの種類には大きく分けて2つあります。
肉じゃがの仕上がりの好みによってそのどちらかを選べばよいのです。

また、ばれいしょってじゃがいもと何が違うのかも
気になりますよね。
今回はじゃがいもの種類とばれいしょについてお伝えします。

じゃがいもの種類にはどんなものがあるの?

じゃがいもには大きく分けて2種類あると思ってください。

あなたが普段行くスーパーにはたいていコロンとした丸っこいじゃがいもと、
面長な形のじゃがいもがあると思います。

丸っこいのはたいてい男爵、面長なのはたいていメークインです。

それぞれに特徴があり、
男爵は煮るとホクホク、煮崩れしやすいですが味がしみこみやすいです。
マッシュポテト、コロッケ、ポテトサラダなどに向いています。

メークインは煮るとねっとり食感で煮崩れしにくいです。
粘質系でフライドポテト、シチュー、カレーなどに向いています。

男爵とメークイン以外でも肉じゃがは作れる?

どんな種類でもじゃがいもであれば肉じゃがは作れます。

丸っこいじゃがいもでもとうや、という品種がありますが
こちらは見た目が男爵に似ていても煮崩れしにくい粘質系です。
切ったら分かりますが中身は黄色いです。

スーパーではきたあかり、という品種もよく目にするようになりました。
こちらも見た目が男爵っぽいです。

きたあかりは男爵よりも更に煮崩れしやすくホクホク感も倍増します。
中身は黄色っぽく甘みが強いです。じゃがバタならこれ!という品種です。

スーパーでは姿形だけで判断するのはやめておいたほうがよいでしょう。
必ず品種名が書いてあるのでチェックしてみてくださいね!

ホクホク派におすすめの男爵いもの煮込み方

大まかですがじゃがいもの種類が分かったところで
あなたの肉じゃがの仕上がりの好みによってじゃがいもの種類を選んでいきましょう。

ホクホク派の方は男爵を選ぶことをおすすめします。
このとき気を付けたいのは煮込み時間です。〇分とか規定は無いものだと思ってください。

強火で一気に火を通すと素材に味がしみこまず男爵もすぐに煮崩れてしまいます。

水を入れて調味料を加えて沸騰させたら必ず火力を弱めてくださいね!
これでコトコト煮込めば材料に味がしみこみます。
時間短縮効果もあるフタをすることをおすすめします。

そして重要なのが男爵の観察です。時々フタを開けてじゃがいもの形を見てください。
いものまわりが崩れかけてきたら竹串や細い箸などをいもに刺して
かたくなければ火を止めましょう。

ねっとり派におすすめのメークインの煮込み方

ねっとり派の方はメークインをおすすめします。
男爵ほど煮崩れを気にしなくていいので実は料理初心者向けです。

弱火でフタをしてコトコト煮込めば煮込むほど材料に味がしみて美味しくなります。
メークインだと安心して煮込むことができますが男爵ほどいもに味がしみこむことはないです。

じゃがいもとばれいしょの違いってなに?

じゃがいもと、ばれいしょの違いは呼び方の違いだけで同じものを言っています。
ばれいしょは「馬鈴薯」と書きます。

まず、じゃがいもという名称はどうやってついたのか?
17世紀始めにジャワのジャガトラ(現ジャカルタ)から伝わった
「ジャガタライモ」と呼ばれていたものから「ジャガイモ」になったという説があります。

では「馬鈴薯」の由来ですが、馬につける鈴に形が似ていることからついた説があります。

現在の日本では行政や生産分野では「馬鈴薯」、一般的な名称は「じゃがいも」となっています。
肉じゃがレシピなど一般的に使用したり検索をするときには「じゃがいも」を使い、
行政や公的に使用する場合は「馬鈴薯」と呼んだり検索をしりするとスムーズではないでしょうか。

まとめ 肉じゃがに使うじゃがいもの種類は?

肉じゃがに使うじゃがいもは決まっていないので
あなたの仕上がりの好みに合わせて種類を選べばOKなのです!

ホクホク派、ねっとり派で分かれるでしょう。
料理初心者には煮崩れしにくい粘質系のじゃがいもがおすすめです。

じゃがいもとばれいしょの違いは単なる呼び方の違いです。
一般的な呼び方と公的な呼び方と判断できるでしょう。

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