珍しい青いバラ ブルームーンの花言葉

雑学

ブルームーンというバラの品種があります。その花言葉は「不可能」「夢は叶わない」「決してありえないこと」といった、少し儚げな言葉でした。
しかし、この花言葉、技術開発により青いバラが作られるようになると「神の祝福」「夢叶う」「奇跡」「神秘的」「不可能なことを成し遂げる」という花言葉に変わったそうです。

ブルームーンというバラ

バラの品種は原種の数が多く交配の歴史も古いため、登録されているだけでも4万種以上の品種が存在すると言われています。
その中で、園芸種(特定の植物を交配することで人が作り出した種)の原種になったものは少なく、10種程度に集約されています。
それらをもとに、園芸種たちもいずれかの系統に分類され、その系統名から品種の特徴を判断できるそうです。
系統の数はとても多いので大まかに4つに分類されたものが下に書いたものです。
・原種・原種系交雑種
バラの自生種である“原種”とその交配種のこと。バラは北半球にのみ自生していて、その数は150~200種類と言われている。これらの自生していたバラの交雑種を“原種系交雑種”という。
・オールドローズ
古くからある歴史的な品種群のこと。古代から栽培されていた品種や、つる性の品種群をおおまかにオールドローズとして区分。
・典型的なつるばら
つるばらと聞いてイメージされる典型的な品種群。どれも伸長力が強い品種が多い。
・四季咲き木立ばら
名前の通り、四季咲き性を示す、木立状の品種群。自立型でつる性種より小さめなことが特徴。
“ブルームーン”はこの中の四季咲きに分類され、“スターリング・シルバー”という青いバラをさらに交配して作られた品種です。
“ブルームーン”は、樹勢が強く育てやすいバラとして評価されています。
名前的に青い色を想像しているかと思いますが、色は紫がかっていて、強い芳香が特徴のバラです。

バラの花言葉

ブルームーンの花言葉は紹介しましたが、他のバラの花言葉もいくつかみていきたいと思います。
赤いバラ:愛・あなたを愛します・熱烈な愛・貞節
ピンクのバラ:上品・しとやか・温かい心・満足
白いバラ:無邪気・清純・相思相愛・尊敬
黄色いバラ:献身・美・さわやか・あたなに恋しています・嫉妬
オレンジのバラ:無邪気・魅惑・信頼・絆
紫のバラ:誇り・上品・尊敬
緑のバラ:穏やか
という意味があります。色によって違う意味の花言葉を持っているバラですが、女性らしい言葉が多く並んでいるような気がしますよね。

野菜の花言葉

バラの花言葉を見てみたのですが、実は野菜にも花言葉があること知っていましたか?少し話はずれてしまいますが、せっかくなので、野菜の花言葉もいくつか紹介したいと思います。
アスパラガス:平凡・私は打ち勝つ・耐える恋
エリンギ:宇宙
オクラ:恋によって身が細る・恋の病
カボチャ:広さ・大きさ
カリフラワー:お祭り騒ぎ
キュウリ:洒落
ナス:良い語らい・優美・希望・つつましい幸せ・真実
ちょっとバラとは雰囲気が変わる言葉たちが並んでると思いませんか?これはこれで面白なと感じました。

バラ以外のブルームーン

花言葉をたくさん紹介しましたが、ブルームーンと呼ばれるものには、青いバラ以外にも青い月があります。
“once in a blue moon”という「ごく稀に滅多に起こらないこと」を意味する英語表現があるように、青い月はとても珍しいものです。
この青い月は、実際に青く月が見えるわけではなく、カレンダー上でひと月の間に現れる、2度目の満月のことを言うそうです。
なので普通の満月と変わりはありません。ただ、通常だと1か月に1度しか満月は見ることができないため、珍しいと言われています。
このブルームーンは、1世紀に4回しか見ることができず、ここ最近では、2018年に起こっており、次回は2037年と言われています。
ちなみに、他にもカクテルだったり、本の中の理想郷の名前だったり、いろいろなものにブルームーンという名前は付けられています。

ブルームーンの花言葉の由来

話は戻りますが、ブルームーンの花言葉は1番初めに書いたように「決してありえなこと」という意味がもともとあったのですが、これは自然界において青いバラは“絶対に存在しない花”であることからでした。
それは、バラは“デルフィニジン”という青い色素を持っていないからです。
なので、昔は白いバラを青く染めた人工的な青いバラしか手に入れることができませんでした。
しかし、そこから研究を重ねて、青いバラを作ることに成功し、量産できるようになったことから、花言葉も変化していきました。
もとの花言葉からこのようなバラの歴史に伴って変化させるというのは、その花のもつ言葉を大切にしているからこそだろうなと感じました。
他にも、ブルームーンの花言葉は、数年に1度現れる青く見える月の“ブルームーン”の隠語だったという話もあります。

まとめ

花言葉の由来や青い月のことまで書きましたが、どれもこれも人間が付けたことには変わりありません。
自然のこと、ものは人間にはどうすることもできないことがありますよね。
そういったもの、ことへの憧れや尊重がこういった花言葉の中には含まれているのかなと感じました。

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