子犬の爪切りはいつからするの?頻度や方法、用意するものを解説

ペット・生き物

子犬の爪切りは、爪が鋭くなってくる生後1ヶ月頃からおこなう必要があります。

散歩デビュー前の子犬は2~3週間おきの頻度で、散歩デビュー後は爪の伸び具合を見ながら切ってあげてください。

伸ばしたまま放置すると、肉球に刺さってケガをしてしまったり、真っ直ぐ歩けなくなったりさまざまなデメリットがあります。

そこで、今回は子犬の爪切りをいつからするのか、頻度と方法、用意するものなどを説明します。

爪切りをしないとどうなるの?

犬の爪を伸ばしたまま放置するのは、犬にとって非常に危険です。

爪を伸ばしすぎると、肉球ではなく爪の先端を地面について歩くようになります。
滑り止めの役割をしている肉球でしっかり地面に接地できなくなるので、真っ直ぐ歩けなくなったり、滑って転んだり、歩きづらいため足腰を痛めやすくなってしまいます。

また、犬の爪は人と異なり、カーブした硬い爪をしているので肉球に刺さり、傷つけてしまいます。
刺さった場所から化膿すると、立てなくなる恐れもあるんです。

犬の爪は人の爪と同様、放置しておくとどこまでも伸びていきます。
さまざまなデメリットがありますので、トラブルが起こる前に定期的に犬の爪を切って適切な長さに調整してあげてくださいね。

子犬の爪切りはいつから?頻度はどれくらい?

犬の爪は、爪が鋭くなってくる生後1ヶ月頃からお手入れが必要になってきます。

屋外を走り回ったり、日常的に散歩へ行ってアスファルト上を歩くことによって自然に爪が地面で削られることもありますが、子犬は基本的にワクチンを打ち終えるまでお散歩に連れて行くことができません。
そのため、子犬のころは室内や柔らかい地面などで生活するため爪は早く伸びます。
散歩デビュー前の子犬は2~3週間おきを目安に爪を切ってあげましょう。
散歩の習慣ができたあとは、爪の伸び具合を見ながら切ってあげてくださいね。

また、じゃれてきた時に服に爪が引っかかってしまったり、遊んでいて絨毯に引っかかったりしたら爪の様子をみて切ってください。
日数だけを気にするのではなく、日常生活の中で不自由をしていたら切ってあげましょう。

子犬の爪切りの方法は?家でするのは難しい?

子犬の爪切りは大変ですが、家ですることもできます。

大変な理由は、子犬が爪を切られることに慣れておらず、怖がって暴れてしまうからです。
犬の爪には血管や神経が通っているので、深く切りすぎると神経が切れてしまい痛みで暴れてしまうんです。

犬の爪をしっかり切ってあげるために、犬用の爪切りを用意しましょう。
犬用の爪切りは、ハサミのような形をしており先端に犬の爪が納まりやすいようなデザインになっています。
爪切りさえ爪に当ててしまえば簡単に行えるようになっているんです。

痛がり暴れたりする子犬は、子犬の前足を肩から肘のような部分にかけて包み込むように押さえてあげると動きにくくなります。
その状態で後ろ足から一本一本切っていきましょう。

爪を切るのに準備するものは?

犬用の爪切りと、万一に出血した時のことを考えて止血グッズを手元に置いておきましょう。

犬の爪は深く切りすぎると出血してしまう場合もあるので、人間用の爪切りやハサミではとても危険です。
犬用の爪切りだと、先端に犬の爪が納まりやすいようなデザインになっているので、爪切りさえ爪に当ててしまえば簡単に行えます。
犬のためにも、犬用の爪切りを用意しておくのがおすすめです。

また、犬の場合は爪の先にも血管や神経が通っています。
爪が透明の犬は血管を確認しながら切ることができますが、爪が黒い犬は血管が見えないため切るのが難しく、深く切りすぎてしまう場合もあります。
深く切りすぎると出血してしまう場合があるので、止血グッズを用意しておきましょう。

子犬の爪切りは病院でしてもらった方がいいの?

ご家庭でも子犬の爪切りはできますが、はじめての爪切りに不安があったり、どうやっても子犬が嫌がる場合は獣医さんにお願いして切ってもらうのが良いでしょう。

子犬が暴れて嫌がっているところに無理をして爪切りをすると、失敗してしまい、飼い主さんとの信頼関係を損ねてしまうこともあります。

獣医さんは上手に切ってくれますし、切り方についても教えてもらうことができますので、最初は獣医さんにお願いするといいですよね。

子犬の爪切りを病院でしてもらった場合の費用は、500円から1000円程度と言われています。
決して高額な費用を要求されるわけではありませんので、安心して連れて行ってあげてくださいね。

ついでに、子犬の健康チェックもしてもらったり、ワクチン注射と一緒にお願いするとより安心ですよね。
ご家庭で爪を切ってあげることに不安がある場合は無理せず、獣医さんにお任せしてください。

まとめ

犬の爪は、爪が鋭くなってくる生後1ヶ月頃からお手入れをしてあげてくださいね。
伸ばしたままだと、子犬がケガをしてしまったり、足腰を痛めてしまう原因になってしまいます。

散歩デビュー前の子犬は2~3週間おきを目安に爪を切ってあげてください。

犬の爪切りは難しいので、犬用の爪切りや万が一の場合の止血グッズを用意しておこなってください。

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