天敵知らずのラーテルは負ける事があるのか

ペット・生き物

ラーテルは世界最強の動物ですが、もちろん負けることもあります。
世界一恐れを知らない動物としてギネス認定されているラーテルでさえも、さすがに負けることはあるのです。
とはいえ、ラーテルは天敵知らずで有名な動物です。
人間を含め、出会った動物ほぼ全てを攻撃対象とするラーテル。
そんなラーテルがどんな時に負けるのか興味深いですよね。

世界一恐れ知らずのラーテル

ラーテルがどんな動物かというのを説明する時に必ず言われるのがギネス認定です。
ラーテルは「世界一恐れを知らない動物」としてギネス認定されています。
物理防御力が異常に高く、おまけに毒耐性まで持つチート級の耐久性を誇り、鋭いカギ爪と牙に「おなら」という最終兵器まで持つラーテル。
柴犬ほどのサイズのイタチ科の動物で、負ける要素は皆無のように思えます。
実際、ラーテルが死に至るほど負けることはほとんどないようです。
ラーテルの最強メンタルには、流石の百獣の王ライオンもタジタジです。
ラーテルは戦略的な攻撃もするようで、自分より体の大きな動物と戦うときは姿勢を低くします。
猛獣の爪や牙をも通さない分厚く柔軟な皮膚に噛み付かせ、その隙に相手に反撃するのです。
さらにラーテルは、攻撃対象の急所を狙うこともあるようです。

毒耐性を持つラーテルが負ける時

ラーテルはコブラやサソリなどが持つ神経毒に耐性があります。
しかし、全く効かないというわけではなく、噛まれると一時的に動けなくなる事もあるようです。
一時的に動けなくなっても、数時間もすれば回復し、再び活動を再開します。
驚きの能力です。
毒耐性は、ラーテルが最強生物と言われる大きな理由の一つですが、これはコブラが持つような神経毒に限ります。
毒が回ると血が止まらなくなるような出血性の毒には効果がありません。
ですから、出血毒には弱いといえます。
出血毒を持つ生き物には流石のラーテルも負けるという事です。
また、神経毒を持つ生き物に攻撃されて動けなくなったところを、ひっくり返されてしまうと負けてしまうこともあるようです。
ラーテルの毒耐性も、流石に完全無敵とまではいかないようです。

最強防御力、ラーテルの弱点

高い防御力を誇るラーテルも、弱点はあるようです。
それは、「顔」と「腹」です。
ラーテルの背中側の外皮は非常に分厚く、さらに柔軟性があり、分厚いゴムのシートを背負っているようなものです。
ですから猛獣の牙や爪が貫通することがないのですが、顔と腹にはこのゴムのシートは装着されていません。
つまり、ライオンやハイエナなどに、腹を噛まれてしまうとひとたまりもないということです。
ラーテルが普通に戦って腹を噛まれることはほとんどないようです。
ですが、例えばコブラに噛まれて動けなくなっているところをライオンやハイエナに運悪く遭遇し、腹を噛まれてしまうと負けてしまいます。
ラーテルが負けるとすれば、弱点を運悪く晒してしまったその時なのです。

負けると食われる「相互に捕食対象」という謎現象

ラーテルには相互に捕食関係という相手がいます。
ちょっと考えると不思議な言葉ですよね。
動物の世界は弱肉強食、三角形のヒエラルキーでできています。
捕食される種と捕食する種がいて成り立っています。
これは学生時代に生物の授業でも習ったことです。
けれどもラーテルには、「負けた方が食われる」という相互に捕食関係にある生物がいるのです。
例えば、ラーテルよりも体の大きなニシキヘビなどです。
爬虫類はラーテルの好物でもありますので、ラーテルは、あの恐ろしいコブラでさえもバリバリと食べてしまいます。
もちろん、ニシキヘビも例外ではないのですが、ニシキヘビの食事の仕方は丸呑みです。
首尾良くラーテルがその鋭い爪と牙でニシキヘビを仕留められたら、ニシキヘビはその日のラーテルのディナーになります。
けれども、運悪くラーテルがニシキヘビの体に締め上げられ、身動きができなくなってしまえば、ラーテルがニシキヘビのディナーになるのです。

ラーテルも負けることはある!それでもやっぱりメンタルは最強

最強の伝説を数々持つラーテルも、状況によっては負けてしまいます。
実際、ライオンなどは、ラーテルを捕食対象にしていますし、幼い頃は同じラーテルに襲われることもあります。
成長したラーテルが負けるのは運悪くといった場合がどうやら多いようです。

しかし、ラーテルはどんなに強そうな危険な動物でも立ち向かっていきます。
世界一恐れ知らずの動物というギネス認定は伊達ではありません。
負けることがあるといっても、ラーテルのその恐れ知らずな性質が変わることはなく、メンタルは最強です。
そういった意味ではラーテルは負けることはないのかもしれませんね。

まとめ

ラーテルという動物は本当に恐れ知らずの生き物ですが、やはり負けることもあります。
自然界では負けるということは命を失うということです。
けれどもラーテルはそんな危険もなんのそので果敢に自分より大きな相手に挑んでいきます。
やはりラーテルは最強動物といっても過言ではない生き物ですね。

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