人を許すと自分のツライ体験を癒すことができます。
どうしても許せないときもありますが、そのときは過去を手放して忘れることをおすすめします。
人を許すのは難しいと思いますが、どうしたら許せるようになるのか、
過去を手放すにはどうしたらいいか、ご紹介します。
なぜ人を許すといいのか
人を許せない人は自分のことを許せない人が多いです。
自分を許せるようになると、自分を愛することにつながります。
そのことによって人を許せる心を持つことができ、人を愛せるようになります。
目から鱗だと思いませんか?自分のことを棚に上げるとはよく言いますが
まずは自分を棚からおろして自分を見つめてくださいね。
勇気のいることだと思いますがあなた自身を見つめるよい機会だと思います。
過去を手放すことで執着から逃れられる
許しがたい過去をひきずって生活していたらふとしたキッカケで思い出したりして気が休まらないでしょう。
そんな生活をしたくないなら、その過去の執着を手放してみましょう。
手放して心に余裕ができた分、自分を許して愛する時間に使ってください。
手放すことは難しいかもしれません。その方法を考えてみました。
過去の執着を手放す方法3つ
1.バッサリ切り捨てる
義理があるとか世間体とかはいったん横に置いてください。
過去の執着によって今の生活で出会った機会を失う恐れが出てきたりしていませんか?
今と未来の希望を大事にしてください。過去の執着は何も生み出しません。
2.過去の成功体験を思い出してみる
成功といっても世間で言うような富を得たりステイタスを得たりするとかなんて普通ないですよね。
あなたにとって良かったこと、なんとかなったなあ、と思うことを挙げてみてください。
個人的には大失恋して自暴自棄になっていた時期に不特定多数の異性とお付き合いしてましたが
一生をともにできるパートナーと偶然に出会えたことが、なんとかなるもんだ、と思いました。
実家の束縛が嫌で1人暮らしを始めたけど、料理が一切できなくてどうしようと思いましたが
近所のお惣菜やさんにお世話になりっぱなしでも健康に生きてこられたというのもあります。
母が作る手料理が当たり前だったので健康を損ねるんじゃないかと執着していましたよ。
実は手放してもなんとかなる、という事例は忘れているだけでいくつか挙げることができるのです。
その経験上の「なんとかなる」をぜひ思い出してみてください。
3.植え付けられた思い込みをやめてほどほどに物事をとらえる
子どものころから大人たちに植え付けられた思想はキッカケがないと修正は難しいです。
親を大切にしろ、残さず食べろ、女なんだから家事するのは当たり前、友達は沢山いる方がいいなど
挙げたらきりがないですね。
本当にそれがあなたにとって正しいことなのか?問いてみるといいです。
毒親だっています、身体が拒否反応を示す食材だってあります、家事よりも仕事に生きがいを
感じている人もいます、親友は1人でも幸せを感じることができます。
思い込みをやめて自分を許してくださいね。人にも寛容になれます。
そのことによって人を許せる心を持つことができ、人を愛せるようになります。
身内の許せないことがあります
実父が厳しくて実家が居心地悪い思いをしていました。
子どもの頃はただ従うだけしかなかったのですが、大人になり色々疑問をもってきました。
特に同性である兄弟に厳しくあたっていて、彼は大人になって心を病んでしまいました。
父の理想をおしつけコントロールしようとした結果だと思います。
私はいい子を演じていました。それにより泣き言をいえない大人になった気がします。
人の意見を受け入れない、バリアを張り巡らせていました。
でも歳を重ねるにつれて孤独が辛くなってきました。
幸い心をさらけ出せるパートナーに出会いましたが、父とは正反対の性格です。
決して実家のような居心地の悪い家庭にしたくないとちょっと必死なところもあります。
親も歳をとり、今や老々介護で必死に生活しています。それはそれで大変だと思うのですが
遠く離れておりホッとしていることもあります。
ある程度距離をおいて思い出さないようにしています。
電話やメールは事務的なこと以外はこちらからしません。
誕生日のお祝いやご機嫌伺いなどは当然しないです。
過去にもありましたが、何か助けを求めてきたときは受け入れるつもりです。
今は安定しているようなので少し安心しています。心の片隅では気になっているのですね。
なるべく面積は小さくしたいです。
著名人の許すことの名言
ちょっと調べてみましたが3つほど心に残ったものをご紹介します。
他人をどうしても許せないという人は、いつまでも痛みの取れない傷を負っているようなものです。
そういう人生が楽しかろうはずがありません。
ジョセフ・マーフィー
許せると思えるなら許してあげたらいいよ。
許せるということは君の心にゆとりがあるからだ。
それに、すべて許せたら嫌なことも忘れることができる。
でもどうしても許せないならもう忘れたらいい。
辻仁成
人を許すことは大変に難しいこと。
特に相手に可愛気がなく
さらにあなたに対して
愚かな間違いを繰り返している時はなおさらです。
しかしまた皮肉なことに
そうした可愛気のない人間ほど
愛情を必要としている人も少なくないのです。
アラン・L・マクギニス
あなたは何を思ったでしょうか?
私は3つ目の名言で、可愛気のない人は愛情不足が多いというところが考えさせられました。
気丈に振舞っていても寂しくて助けを求めているのかも?
また改めて考えてみようと思います。
まとめ
人を許す前に自分を許してください。
あなた自身を許せるようになれば、人も許せるよになれます。
自分に愛を、そして人に愛を!
どうしても許せないのなら手放して忘れるようにしましょう。
いつまでも執着しているのは短い人生の中でムダな作業になります。
忘れて今を未来を明るい気持ちで生活していってくださいね!
コメント