釣り堀や湖などで釣ってきたニジマスなどの小魚は、メダカや金魚のように水槽で飼育することはできるのでしょうか?
イワナとかマスの飼育は難しいって聞くけど、どんなことに注意したらいいの?
そんなニジマスの飼育について詳しく解説していきます。
ニジマスってどんな魚
ニジマスはサケの分類で見てみると、鮭やカラフトマスなどと同じサケ科に属する淡水魚です。
つまり、鮭やサーモンと同じ仲間で、大人になるととても大きく成長する魚なのです。
別名をレインボートラウトとも言い、体に綺麗なレインボー模様ができるのが特徴です。
このレインボー模様が現れるように飼育するのは難しいですが、
ちょっとした出やすくなるコツも解説しているので最後まで見てみてくださいね!
水槽で飼育はできるの?
ニジマスを水槽で飼育することは可能です。
ただし、水温や水槽の大きさなど注意しなければならない事がいくつかあります。
また、飼育するニジマスにストレスを与えないように、水槽の中に隠れる場所を作ってあげたり、
水温が高くならないように注意したりと、少し大変そうにも思えますが、
イワナやヤマメなど他の川魚に比べるとニジマスは比較的簡単に飼育ができるので、飼育初心者でも気軽に始められるのではないでしょうか。
飼育に必要なもの
幼魚のうちは小さな水槽でも問題ないですが、成長すると20〜30cmほどになり、またもっと大きくなる個体もいるため、
100〜120cmほどの長さがある大きな水槽が必要になります。
また、複数匹を同時に飼育する際には、ニジマス同士で縄張り争いをしてしまうので、
水槽の大きさに注意が必要です。
エサは何を与えればいいの?
ニジマスは雑食性なので、赤虫や人工のエサなどで飼育することができます。
メダカや金魚などと同じ水槽で飼育すると、
成魚のエサになってしまう可能性があるので、分けて飼育しましょう。
乾燥オキアミなど脂肪分の少ないエサを与えていると、ニジマスならではの綺麗な虹の模様が体につきやすくなるので試してみてくださいね!
また、ニジマスは綺麗な環境を好みます。なので餌のあげ過ぎや、掃除を怠って
水槽が汚れるのは避けるようにしましょう。
水温が最も大事!!
ニジマスの飼育で最も大切なのは水の温度管理です
他のマスの仲間よりは飼育しやすいと言われるニジマスですが、温度管理を怠ると生きていけなくなってしまいます。
ニジマスに適した水温は2度〜20度と言われています。それより高くなると弱ってしまいます。
水槽で飼う際には、水温を18度前後に保ち、クーラーなどで水温が上がり過ぎないように注意しましょう。
まとめ
生き物を飼うのって難しいですよね。
でも、ポイントさえ抑えれば気軽に飼育することもできるので、
皆さんもぜひ楽しんでみてくださいね。
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