すぐに漂白しないで!時間がたったトマトのシミ取りもできる簡単4ステップを紹介

生活

食事中に服にはねてしまったトマトやトマトソースのシミ。
お気に入りの服なのに、トマトの染みは結構目立つ・・・!
しかもトマトの染みはなかなかやっかいで、シミ抜きしてもきれいにならず苦労しますよね。
早くきれいにしたくて、トマトの染みに対して、すぐに漂白していませんか?
漂白しても薄く残っていることはありませんか?

トマトの染み抜きはステップをしっかり踏んだらきれいになります。

大切なステップは、
①水で汚れを洗い流す
②食器用洗剤で洗う
③漂白剤につける
④洗濯する

トマトの染み抜きはステップを踏んでいけばきれいになりますので、ぜひ実践してみてください。
順番に解説します!

トマトの染み抜きはすぐに漂白しない!時間が経ったトマトの染みにも有効な方法はまず「水洗い」

トマトやトマトソースの染みがついた洋服ははまず水洗いをしましょう。
ポイントはトマトの染みの裏から水をあててもみ洗いすること。
そうすることで大体の色素や油分を洗いながします。

家にあるもので洗う!食器用洗剤で「もみ洗い」

トマトの染みがついた部分に食器用洗剤をつけて、もみ洗いします。
食器用洗剤を使用することで油の分解を助けてくれます。
もみ洗いしたあとは、再び染みの裏から水でながしましょう。
ここでトマトの染みがきれいになったら、洗濯機におまかせしても大丈夫ですが、それでも落ちないトマトの染みに対しては次のステップを行います。

ガンコなトマトの染み抜きに「漂白剤」を使おう!漂白剤は最後にとっておいて!

食器用洗剤でも落ちなかったトマトの染みに、漂白剤を使用しましょう。
最初から漂白剤を使用すると、油分や汚れを落とせていない状態のためあまり意味がなくトマトの染みが残ってしまいます。

漂白剤は酸素系漂白剤を使用してください。
塩素系、還元漂白剤は基本的に真白の衣類しか使用できず、色物はその色自体が落ちてしまいますので要注意!

トマトの染みが残ったところに、綿棒などでやさしく酸素系漂白剤をしみこませます。
おおきな染みの場合はブラシなどを活用しましょう。
色物の服で、色落ちが心配な方は目立たないところで一度酸素系漂白剤をつけてテストすることをおすすめします。

また、50℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を混ぜて、30分程度のつけ置きも効果的です。
お好みの方法を活用してください。

酸素系漂白剤をつけても染みが消えない場合は、

・ドライヤーなどで酸素系漂白剤がついた染み部分をあたためる
・しみこませる時間を長くする(60分程度)

など工夫すると、効果がアップしますよ。

最後はお任せ!「洗濯機」で洗う

食器用洗剤でトマトの染みが落ちた場合でも、最後は必ず洗濯機で洗いましょう。
洋服の種類によっては、洗濯機NGのものもありますので、規定通りに洗ってください。

食器用洗剤や酸素系漂白剤がそのまま残ると、生地を傷つけてしまうかもしれませんので、染み取りをしたら最後はしっかり洗ってくださいね。

外出先でトマトの染みができてしまったときは?

トマトの染みが乾く前に、ティッシュなどで染みをぽんぽんと押さえるように吸い取りましょう。
次に水に濡らしたタオルを染みた部分に押してシミを薄めます。

ポイントは乾く前に!です。乾いてしまうと、繊維に色素がついてしまい落ちづらくなります。
大体の染みが取れれば目立つこともありませんし、帰宅してからの染み抜きもスムーズに行えます。

いかがでしたか?

トマトには赤い色素であるリコピンがあります。
トマトのリコピンは服につくと取れにくくシミになりがちです。しかし、水に溶けやすい性質のため、水洗いでしっかり洗いましょう。
トマトのシミは濡れているタイミングが一番落ちやすいです。

しかし、トマトソースだった場合は水分と油分が含まれているので、まずは油分を取り除いてから、リコピンの色素を取り除く必要があります。
トマトのシミはすぐに漂白せず、トマト単体なのか、トマトソースなのか、それによってシミの落とし方は変わります。

まずは水洗い。
食器用洗剤でもみ洗い。
注意したいのは、酸素系漂白剤は食器用洗剤でもみ洗いしたあとに使うこと。
最初から漂白剤を使えばきれいになりそうですが、漂白剤はあくまでも色を落とす効果だけ。まずはしっかり汚れを落としてから使用しましょう。

簡単ステップで、お気に入りの洋服についたトマトのシミをキレイに落としましょう!

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